大ヒット曲「ねぇ」から約20年ぶり待望のソロシングル。
ライブ活動の中で多くの人々に勇気と希望を与え続けた、彼からのたったひとつの“メッセージ”

「いのちの芽」
作詞：野依美幸　作曲：国安修二　編曲：佐々木章
C/W　「ねぇ～2015～」作詞：田口俊　作曲：国安修二　編曲：佐々木章
2015年6月24日発売



「今この歌を歌いつづけることは“歌い手・国安修二の使命”かもしれない」
国安修二が語る　歌のチカラ

某私立中学校の創立記念日のゲストライブに呼ばれて行った時のこと。
全校生徒を前に体育館での演奏を終えて楽屋である校長室に戻った時の事でした。
ひとりの女子生徒が訪ねてきて、少し照れたような笑顔でこう言いました。
「“いのちの芽”って歌、すごくよかったです」と。
聞けばその少女は3年生で音楽がとても好きで、ギターも少しだけ弾くと言った。
僕は「それじゃ受験生なんだね、受験勉強を頑張って高校に入ったら思い切り音楽をやろうね」と言うと、
「ハイ！」とさわやかに応えてくれました。
その後すぐに保健の先生が来られて「今の娘は登校拒否で半年間、学校に来ることができなかったんです。
本当に久しぶりに彼女のあんな笑顔を見ました。」と言いました。
そんな出来事を見ていた校長先生からも“いのちの芽”の歌詞を
学校の廊下にぜひ飾らせて欲しいと言っていただきました。
あのとき、この歌を聴いて何かを感じてくれたあの女子中学生、
「今日はもしあの娘のためだけに歌ったんだとしてもここで歌った価値があったね」とメンバーと話し、
なんだか心が温かくなりました。この日僕は音楽の素晴らしさを改めて感じることができました。

また、とある日、ライブハウスで“いのちの芽”を聴いた恰幅のいい髭の男性が
歌い終わった僕のところへ尋ねてきました。「この歌は誰が作った歌なんだね？」
その紳士は東北のとある大きな病院の院長先生だそうで、
きっとこの歌は辛い闘病生活を送っている患者さんたちに勇気を与えられるはずだと言ってくださいました。
そして「ぜひこの歌を私の病院のテーマソングにさせて欲しい」と。

ライブ会場に車椅子でお母さんと一緒に来ていた20代の男性は、“いのちの芽”を聴いた感想を私の手を取って
なかなかうまく話せない口で、眼に涙を浮かべながら一生懸命に話してくれました。
お母さんも「この子、とっても喜んでいるんですよ、素晴らしい歌をありがとう」と
涙を浮かべて喜んでくださいました。

福島にチャリティーコンサートに行った時の事、震災にあった方々に少しでも元気を届けようと
“いのちの芽”を歌いました。仮設住宅で今もなお辛い生活をしていらっしゃる女性から
「この歌をもっとたくさんの被災者の方に聴いてもらって希望を届けて欲しい」と言葉をかけてもらいました。
その女性はきっと自分も辛い生活の最中、他の被災した人たちの心も勇気付けて欲しいと願う、
そんな彼女の温かい心に涙が止まりませんでした。

デビューから３５年、音楽に携わってきて、今この時代に自分が出来ること、しなければならないこと。
それはこの“いのちの芽”を一人でも多くの方に聴いてもらう事。
１０年間、この歌をライブで歌ってきた中で、そう強く想うようになりました。
いつの時代も音楽が、きっと人の心を動かせる、そう心から信じています。

国安修二

本名　国安修次
星座　獅子座
出身　千葉県
血液型　A型
生年月日　1958年8月6日
趣味　離島めぐり　ビール愛飲
　　　　　　　　
1983年「れいこ」でCBSソニーよりデビュー
以降アルバム3枚、シングル11枚を発表。
代表作品である「ねぇ」は22万枚をセールス、91年「全日本有線放送大賞新人賞」
92年「日有線大賞有線音楽優秀賞」を受賞。
04年新曲を含む　「国安修二ゴールデン☆ベスト」発売
10年石原詢子とのデュエット「何も始まらないなら」ソニーレコードより発売

美木良介「君を忘れたい」　作詞作曲
「一秒の・・刻」　作曲
「STORY～君に逢うための」作曲
麻生詩織「紅葉前線」作曲
高山厳　「おしえて」作曲
羅勲児　「男と女のセレナーデ」作曲
磯崎美代「いのちの芽」作曲　
松原健之「雪」
石原詢子「逢いたい、、、今すぐあなたに」
ジェロ「火焔樹」「あ・いた」　
黒木憲Jr「お前の笑顔にありがとう」　　　
香西かおり「雨夜の月」
など、多数楽曲提供。