出だしは二人が呼びかけ合います。フレーズ最後のシ♭音の連打は消えてゆく反響のように。[A]前の16分音符はしっかり合わせて。[A]からのPiano IIの右手は内声の動きです。目立ちすぎないようにバランスに注意しましょう。[C]5小節目と[E]の頭はPiano IIの低域の旋律に重点があるので、Piano Iは上手くバランスを取ってください。[D]5～7小節目のPiano Iは左右の手が交差します。[H]の前の細かい動きは受け渡しが崩れやすいので、タイミングがずれないように息を合わせて。[I]で半音上に転調します。ほぼ前出と同形のアレンジですが、細部に少し違いがあるので気をつけてください。最後のPiano Iのアルペジオは、Piano IIの和音と同時に始めても、後ろに入っても、あるいはPiano IIの和音の前にいれても構いません。テンポも自由に演奏し、Piano Iのアルペジオの後にPiano II左手のベース音を入れてください。