この楽譜は女声用の音域でアレンジされていますので、男声の場合は1オクターブ下の音程で歌ってください。
ジョビン自身の作詞・作曲による、甘くけだるい雰囲気を持つボサノヴァの名曲です。英語の詞はジーン・リースによるもの。全米で大ヒットしたゲッツ～ジルベルトのバージョンでは、アストラッドが英語で、ジョアン・ジルベルトがポルトガル語で歌っており、両方を聴くことができます。一般的にはAmのキーで演奏されますが、ここでは1音下げたGmのキーにしてあります。このキーですとコードフォームのつながりが少々悪くなってしまいますが、3音のコードフォームを採用することでカバーしています。イントロが3音のコードです。テンションは入れられませんが、コードの基本的な機能は十分満たしているのでサウンドは問題ありません。その上指使いがラクになります。