どこかノスタルジックなムードを湛えクリスマスを迎え浮き立つ心を思い起こさせる佳曲。イントロはRubatoなので、テンポに縛られることなくゆったりと自由にメロディを弾こう。原曲では[A]から歌が始まるが、ここはまだRubatoのままなのでゆったりと自由にメロディを味わうように弾いてほしい。[B]からは歌への導入部で一転して軽快な2/2拍子になる。1小節を大きく二つにとるように一定のテンポを心がけて弾いてほしい。続く[C]からは再び歌のセクションで楽譜の下声部が伴奏、上声部がメロディというスタイルでアレンジされている。冒頭数小節の下声部の4分音符は右手の親指で6弦と3弦を交互に弾き2ビートのリズムに乗って弾こう。オリジナル・キーはCメジャーだが、ソロギターの華やかな雰囲気が出るようにEメジャーでアレンジされている。