※高音域からPiano I：右手、Piano ＩＩ：右手、Piano III：両手の3人の4手を使用して連弾(アンサンブル)する楽譜です。すべてのパートにメロディが出てくるように配した、3人が主役になれるアレンジです。先生と生徒さんや生徒さん同士など、さまざまな組み合わせでお楽しみいただけます。3人で奏でる豊かな響きと楽しさを体験してください。
一音一音はっきりとしたタッチで明るく元気よく演奏しましょう。fやpなどの強弱の変化にも注目してください。3人で強弱を一致させることにより、演奏全体がメリハリのある引き締まったものになるでしょう。冒頭はPiano IIIが正しいテンポを保ち、アンサンブルをリードしてください。はじまりのアンサンブルに自信がある場合、Piano IIIの前奏1小節(原曲にはありません)は省略して演奏してもかまわないでしょう。Piano IやIIではおもちゃのピアノを思わせる音型やリズムが印象的です。その中で16分音符の連打(Piano IIの16小節やPiano Iの20小節など)が弾きにくい場合、指先(腕全体を決して力まず)に力を集中させ手首の反動を使いながらトライしてみてください。