通常のチューニングから6弦のみ1音下げるドロップDで弾こう。チューナーを使わずドロップDにする時は6弦5フレットと4弦12フレットのハーモニクスを同時に鳴らし、6弦が4弦と同じ高さになるまで下げるようにして合わせよう。[A]は5弦を人差指、3弦を薬or小指で押えるオクターブのフォームでトレモロにピッキングする。トレモロピッキングは同じ音を小刻みに素早く弾く奏法だが、アタックが均一になるようにピックの角度を調整しつつ、リズムに捕われずに弾いてみよう。[E]のメロディアスなソロは、チョーキングした後にその音程をキープしたまま再びピッキングするチョークアップを使ったフレージングが印象的だ。歌うようなビブラートのニュアンスも是非コピーしてみよう。(採譜・解説/河野和比古)