16ビートのカッティングとキメが心象的なアップテンポのナンバー。ギターの16ビート・カッティングはオルタネイト・ピッキングで、ダウンアップのパターンをしっかり守って弾く事が大事である。出だしのブラッシングは16分裏拍から入るため、アップ・ピッキングで弾き始める。フレーズに入る前からテンポを意識しておき、インテンポで弾くように。[G]のギターソロは3、4弦を使った複音チョーキングでのプレイ。8フレットを人差指、10フレットを薬指で押弦し、チョーキングは人差指のセーハでおこなう。セーハでのチョーキングはかなりの慣れが必要なので、難しいようなら、3弦を小指、4弦を薬指で押弦して弾いてもいいだろう。ベースはドライブ感のある音色にセットしたジャズベースのピック弾き。16分の細かいリズムやスタッカートを多用してキメフレーズを弾いているので、アタック音がしっかり聞こえるようにセッティングをしておきたい。[D]のキメはギターとのユニゾンプレイとなるため、リズムをしっかり合わせよう。スタッカートは左右の手でミュートして確実に音を止め、キレの良いフレーズになるように心がけておこう。ドラムは1タム、1フロアのシンプルなセットで叩いている。随所に出てくる「SprashSym」もセットしておけるといいだろう。[G]5小節目からの刻みは左手でタム、右手でフロアを叩き、2、4拍のスネアは右手、2拍目16裏のスネアは左手で叩く。パターンに捉われているとテンポがもたりやすいので、フレーズを暗譜してリズム・キープをしっかり意識しておくように。