編曲コンセプトは、「優雅さ」です。原曲の2拍子を、ワルツ調(3拍子)にアレンジしています。また、聴きやすさはそのままに、クラシックの要素を織り交ぜ、より拡がりある編曲を目指しました。さらに、なるべく指返しをしないような音運びにするなど、弾きやすさにも気を配りました。 演奏ポイントは、ペダルの使い方です。序盤は音が少ないので、ペダルを細やかに使ってなめらかにメロディを運びましょう。中盤からクライマックスにかけては、徐々に音が増えていきます。オーケストラのような響きをイメージしてダイナミックにペダルを使いましょう。

（編曲者プロフィール）
明治大学商学部卒業。作編曲は独学。ピアノを5歳から学ぶ。幼少期より趣味で作曲を行なっていたこと、またクラシックを始めとした様々な音楽ジャンルに触れてきたこと、そして楽譜を読むのが好きであったことから、独自の手法で作編曲を続け、現在に至る。月刊ピアノ×ピティナ編曲オーディションでは、2015年度・2016年度と連続入賞(審査員特別賞・第2位)。ピアノを相澤聖子氏、武田一彦氏に師事。（2017年2月現在）