ギターのカッティングとメロディアスなベースラインが映えるキャッチーなロックナンバー。ボーカルは全体的に音域が高いので、高音部分のピッチを安定して唄えるように気を付けよう。また歌詞を16ビートのリズムにしっかりと乗せることも大切だ。ギターはストラト・タイプ等のシングルコイル・ピックアップが搭載されているギターでプレイしたい。[Intro.II]でのダブルノートでのフレーズは、コードカッティングのようなスピーディーなピッキングを心掛けよう。[F]のギターソロの1～2小節目は、原曲では2本のギターで弾いているが、1人で演奏する際はポジション移動を正確にできるように練習しておこう。ベースはツーフィンガーによるプレイ。[A]では、16分音符を含むリズムを正確に演奏しよう。ドラムが4分音符全体の大きなノリで演奏しているので、ベース単位でしっかりと16分のノリを出せるようにしよう。2拍目のようにリズムのオモテが休符になる部分は、休符のタイミングで指を弦に当てて、その状態からウラ拍をピッキングするとリズムが安定しやすくなる。ドラムは[Intro.I]の冒頭等でのバスドラムの3連符や、最後の部分での6連符のフィルイン等、3連符系のフレーズをテンポに合わせて正確に演奏することが課題だ。あらかじめ手順を確認して、テンポを保って演奏できるようにしよう。キーボードIはエレピ、キーボードIIはオルガンによるオーソドックスなコードバッキングが中心となる。また楽器全体でリズムの縦をしっかりと合わせるようにして、タイトで引き締まった演奏を心掛けると楽曲の雰囲気を再現しやすくなるだろう。