男性から女性へ、またはその逆に贈られる愛の歌・・・というよりは、気持ちを分かち合い祝福する内容の歌です。それを受けて今回は、前半は作曲されたキーのト長調で、しかももっと高く、例えばオルゴールなどをイメージして愛らしいサウンドで女性から、そして［D］以降は、落ち着きのある少し低い響きで、男性からの愛のメッセージを想定してアレンジしています。［D］3小節目1拍目のベースが転回形ではなく根音なのは、ベートーヴェンの自筆譜を参考にしているからなのですが、聴き慣れた感じのE音にしてもかまいません。