トランペット、サックスをメインとしたミディアム・スウィングのアレンジにしました。全体的に2ビート、4ビートのベースはモタったり走ったりしないように、リズムの2 、4拍目を意識して安定したビートを心がけてください。[Intro]5～6小節目、D.S.前1～2小節目のキメはズレやすいので、ベースと同様に2、4拍目を意識してズレないようにしましょう。ユーザーリズムの3-Dは、その2小節と同じ動きをしたパターンなので、くり返し練習をする際に活用してください。MEMORY[3]～MEMORY[5]にはACC.がセットされています。L.K.のコードを弾く際はタイミングよく、コード・チェンジはスムーズに切れないように気をつけましょう。[D]はトランペット＋サックスとピアノ、[E]はトランペット＋サックスとベースの掛け合いです。トランペット＋サックスは堂々と、ピアノやベースの部分は落ち着いた感じで、コントラストをうまく表現できたらよいですね。CodaのMEMORY[8]のキメは、K.B.P.を使用します。その前の小節からrit.で自然なタイミングでキメてください。また、バスドラムとシンバルがP.K.のF音にセットされています。ちょうどよいバランスで発音するようにタッチを研究してください。 （倉沢大樹）