原曲でお馴染みのフレーズを随所に散りばめたアフロキューバンジャズのアレンジです。左手の4分休符は、鳴っていない音をよく意識して演奏するとよりグルーブが生まれてくると思います。全体的に左手でしっかりとテンポやリズム、グルーブ感が出せるように演奏しましょう。[A]の重音メロディはしっかりと掴んだ上で、トップの音が聴こえてくるように表現してください。[A]の9小節目の和音♭on Dは何か怪しげな雰囲気が漂うイメージで演奏できるとよいでしょう。[B]はペダルを深く踏んで、より静寂なイメージで[C]に上手くつなげましょう。[C]のアドリブでは3連のハネをより意識し、時折アクセントもつけながら弾いてみると、よりアフロキューバンのリズムが感じられると思います。[D]はアドリブ中にバックグランドであるブラスが入ってくるイメージを持って、より高揚した表現を心がけましょう。[F]ではこの曲のテーマが1拍目頭から配置されているので、最初と混同しないようにしてください。そしてエンディングに向かって変化していくハーモニーを感じながらクリアに弾ききってください！