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増崎→全体の雰囲気は爽やかですけど、意外とドスドスなことをやっている曲です。アタマのシンセとのユニゾンやハーモニーはスタッカートで。あくまでもポップスにというところで、歪みはハード・ゲインになりすぎず、ピックアップもトゥワンギーなブリッジ側を多用するよりは、ハーフトーンでなるべく前に飛びすぎないようにしています。ソロ以外は歌ものの楽曲のような感覚で、一歩下がったトーンで弾くのが合っている気がします。途中の細かいユニゾンや、ソロ中盤のタッピングなどは注意、きれいなフィンガリングを心がけて演奏してほしいですね。勝田→A、B、サビとセクションごとにキーが複雑に入れ替わるので、どのセクションがどういうキーで構成されているのか、あらかじめ把握しておきましょう。よく譜面を見て、自分なりに解釈してみてください。そうすることによって、メロディーの流れとほぼ同じコード進行で作られているソロのセクションにもすんなり移行できるはずです。これはライブでやっていても間違えそうになるナンバーワンの曲で、メロディックに聴こえるから間違えるとすごくよくわかる。サキソフォン泣かせです(笑)。小野塚→こういう曲をしゃかりきに弾いてしまうと雰囲気が出ないので、あくまでも心に余裕を持って演奏したい。そのためには、それなりの練習が必要でしょう。リズム的にはそれほど難しくないと思いますが、こういう曲だからこそ、Aメロのテーマとサビのところでいかにダイナミクスをつけていくかが大切です。インストというより歌ものの曲をどういうふうにバックアップしていくか、という気分で捉えたほうがいいかもしれません。やみくもに自分が目立つのではなく、全体のアンサンブルとかダイナミクスを意識する。そういう細かい積み重ねが、楽曲をより高いレベルに導いてくれると思います。
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