主にElectone 1が木管楽器、Electone 2が金管楽器、Electone 3が弦楽器という割り振りになっています。原曲では打楽器はティンパニとわずかなシンバルしか入りませんが、アンサンブルということで少し脚色して、合わせやすいようにしています。大幅に短くしていますが、練習の際はぜひ原曲を聴くようにしてみてください。[A]は勢いよく弦楽器を鳴らすタッチで、[B]の金管楽器のテーマに続くようにパワーを持続させましょう。[B]のElectone 2は深いタッチで金管楽器を鳴り響かせてください。Electone 1と3はバリっとしたタッチでバックを支えましょう。[C]は全てのパートが弦楽器となります。タテの線をきっちりそろえて、ハーモニーを奏でてください。[F]2小節前からElectone 1はクラリネット・ソロになります。たっぷりとA.T.を用いて歌い込んでください。[H]のユニゾンは、お互いの表情をよく見ながら合わせることが大切です。最後に向かって各パートがテンポをしっかりと意識して、タッチ全開で曲を締めくくりましょう。 （大木 裕一郎）