＜こんぺい糖の精の踊り＞はMEMORY[2]にL.K.からP.K.にメロディーを受け渡す部分がありますので、流れがスムーズになるように気をつけて演奏しましょう。MEMORY[3]のP.K.はサステインによって持続音が少しずつ消えていくように設定していますので、音符の長さに注意して演奏してください。＜葦笛の踊り＞は、まず右手の重音奏をきちんとそろえて演奏できるようにしましょう。同じようなフレーズでも内声が変化する部分もありますので、譜読みをていねいに行ってください。また、ベースにディレイを使用している部分は、8分音符がきれいに返るようにテンポを合わせて演奏しましょう。＜ロシアの踊り＞は、アクセントや強弱をつけて躍動感のある演奏にしましょう。後半テンポが変化しますので、タッチを少しずつ強くするなど、盛り上げていけるようにしましょう。＜花のワルツ＞は、冒頭のメロディーが和音のため、テヌートでの演奏が難しいかもしれませんが、タッチに気を配り、音価をきちんと保てるように弾きましょう。ホルン、クラリネット、ストリングスと、メロディーを様々な音色で奏でますので、それぞれの特徴をつかみ、表情豊かに美しく演奏しましょう。原曲にはないリズムを入れていますので、後半はテンポの変化に気をつけて演奏してください。 （川島 容子）