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私は岩手県出身で、東北は音楽家として何度も訪れ、親しい仲間たちもたくさん住んでいる地域です。合唱曲《あすという日が》は、東日本大震災の復興シンボル曲として多くの方々に歌われてきましたが、これは2006年に作曲したもので、震災のために作曲したものではありません。いつの日か、何かをしなくてはならないという想いを抱きながら10年が経とうとする中で、曲作りの過程を追いかけたドキュメンタリー番組が企画され、被災地に向かい、現地で活動している方々と出会い、被災直後の様子やその後のお話を伺う機会を得ました。私自身が出演した『私たちの震災10年目~あの日を伝えるアンサンブル』は、テレビ埼玉をはじめ計6局で放送されました。「震災の記憶を風化させてはいけない」「被災地で活動している方を応援したい」という思いから、妻と共に全身全霊で生み出した応援歌。完成した曲は、海上自衛隊横須賀音楽隊(歌唱:三宅由佳莉3等海曹)により番組内で初演されました。作詞は妻が担当し「春に吹く暖かな南風が、冬の凍てついた寒さを和らげていくように、誰の心にも温かさを吹き込んで、前向きに生きてほしい」という願いが込められています。【演奏上の注意】この作品の原曲は[ヴォーカル+吹奏楽][合唱+吹奏楽][吹奏楽]の3つの形態でしたが、管楽器のソロとピアノでも演奏できるように改編しました。一つ一つの音を大切にしながら音楽を感じて欲しいです。特にメロディラインは、本来は歌詞が付いているので、意味を理解して歌うように奏でてください。希望に満ちた明るいサウンドで、聴衆にメッセージを伝えるように演奏してください。(八木澤教司)
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