販売商品で探す
STAGEA ELSシリーズ
ELシリーズ(MDR-5)
楽器・演奏スタイルで探す
音楽ジャンルから探す
テーマ別で探す
エレクトーン雑誌・曲集・特集
インフォメーション
ジャズのライブで演奏する曲を選ぶ際には、スウィング、ジャズバラードなどのほかにボサノバも欠かせない要素のひとつといえるでしょう。ボサノバはブラジルの音楽なのですが、1960年代初頭にアメリカでセンセーションを起こしてからは、世界中のジャズミュージシャンたちがこぞって演奏するようになりました。 「糸」のような名曲を、原曲の良さを奪うことなくアレンジするのはなかなかのチャレンジでしたが、いろいろと試しているうちにボサノバがとても心地よくハマることに気づき、またこの本に収録されている他の曲にボサノバで書かれたものもなかったことから、ボサノバでアレンジしてみることにしました。 全体を通して、バックを歌うパートはボサノバギターのパターンを分解して各パートの声域に合うように当てはめたものになっています。たとえば、10小節目からはじまるパターンなどがそれです。ボサノバギターでもそうなのですが、このシンプルな1小節のパターンを軸に、ときに半拍食って演奏するなどしてリズムにバリエーションを加えてあります。暗譜しやすいように、ランダムにパターンを使い続けるようなことは基本的に避けていますが、それでもリズムを覚えるのにはある程度の努力が必要です。(がんばってくださいね!) また、このアレンジにはユニゾンがたくさん出てきます。(ボサノバではユニゾンがたくさん使われるのです。)コーラスを歌っていると、ハーモニーのパートばかりに焦点を当てて練習しがちですが、実はユニゾンパートはとても難しく、バランスや声のブレンドが崩れてしまうことがよくあります。おしゃれなハーモニーから突然ユニゾンになるパートなどでも、油断せずに歌ってくださいね。
PAGE TOP