オリジナルと同じサイズ、キーでオリジナルのイメージを大切にアレンジしました。美しいバラード調から始まりますが、後半はゴスペルのテイストが入り、盛り上がっていきます。[C]の2小節前のようなシンコペーションを使ったキメのリズムは、なるべく正確に弾くように心掛けてください。[F]の左手の8分音符の和音の刻みはスタカートで。ちなみに参考音源は、その部分はペダルを使わずに弾きました。[H][I]はオリジナル音源ではAIさんのアドリブ風の歌唱やコーラス、複数の楽器の音が絡み合って重厚なサウンドになっています。この楽譜では[H]の出だしの4小節は楽器の音を中心に、それ以降は、5小節目から入ってくるコーラスとAIさんの歌唱を交互にアレンジに生かしてみました。エンディングの最後の4小節はオリジナル音源では特にテンポをrubatoしたりしていませんが、このアレンジでは弾きやすいようにrubatoで弾いてもよいでしょう。