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これまでに松田聖子さんの曲のレコーディングでベースを演奏したことがあったんですが、なぜかいつもアオジュン(青山純/d)とリズム体を組むことが多かったですね。アオジュンは一発録りが好きなので、いつもふたりで“せーの”でやっていました。自分にとってそんな思い出深いアーティストでもある松田聖子さんの代表曲のひとつがこの曲です。“ソロ・ベース”にはもってこいの極上なバラード曲だな、と。厳密にはシティ・ポップと呼べるのかどうか、賛否が分かれるかもしれません。1986年の曲なんですが、今まで何度もカバーされたり、またはメディアで使われたりしていて。長く愛されているシティ・ポップ時代の名曲だなと、自分は思っています。 松田聖子さんはアイドルとしてデビューして、そこから路線変更してアーティストとして活動していきましたよね。この曲はアーティストとしての松田聖子さんの曲という印象があって、シンガーとしての高い実力を感じますね。加えて楽曲で使用されるコード、音使いは、シティ・ポップと呼べる豊かな響きだと思います。今回のアレンジはこの楽曲が持っているバラードとしての良さをそのまま表現するつもりでやりました。素直に響く演奏になっていると思います。そのためこれまでの“ソロ・ベースのしらべ”に近い、王道バラードなアレンジになっていますね。フレーズを部分的に取り上げて弾いてみると案外難しくないなと感じると思います。でも曲をとおして柔らかく繊細な演奏をしないと原曲の良さが表現できないので、そういう意味ではけっこう難しいと思います。
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