まず曲のテンポについてですが、全体のイメージとしてゆるい感じで、やや抑えたノリがいいでしょう。歌い始めの[A]は、どこかゆらゆらとしたイメージです。メロディ、伴奏ともにソフトなタッチで、レガートに近い奏法が好ましいでしょう。[C]はそれまでのゆらゆらした感じから一転、力強いメロディと伴奏でサビの音楽を形成しています。この切りかえは明確にしましょう。[G]はちょっとだけ感傷的に。この部分は効果的にペダルを用いてください。