フランス近代、印象派の作曲家クロード・ドビュッシーが1910年に出版したピアノ曲集『12の前奏曲』の中の1曲。モダンな和声とまさに印象的なメロディラインを持った美しい曲だ。ピアノはもちろんのこと、バイオリンの独奏やギターソロでもよく演奏される。アンドレ・セゴビアやジュリアン・ブリームなど多くのギタリストが録音している。
[D]の1から3小節のハーモニックスは、タッチ・ハーモニックスの要領で弦長の1/3の倍音を出す。弾く場所は押さえたフレット、プラス19フレットの位置、例えば1弦の3フレットを押さえたら22フレットあたり、ということになる。[D]の3～5小節は通常のタッチ・ハーモニックス。リズムはしっかりタメて各拍アタマのコードは雰囲気に合わせて「ジャラーン」と弾こう。