カンディンスキー、ブラック、マレーヴィチ、モンドリアン 等の絵画から得たインスピレーションをもとに、エッシャーの絵の如く180度にねじれた淵がある世界を一周して帰ってくると元の姿の鏡像になっている『メビウスの輪』をイメージして作った作品です。エレクトーンでしか表現出来ない表裏一体の世界を音にしました。演奏者は音色や解釈など自由に発想し、音を付加することも可能で、奏者によって新たな発見が生まれることを念頭に置いて書きました。弾く人によって少しづつ生まれ変わり、脱皮しながら引き継がれていく曲。そんな、エレクト