1つずつの音に心を込めながらも点線のフレーズを意識して、メロディーが優しい「海のうねり」となって流れるようにしてください。[A]の1、2小節目のダウンボウ、アップボウはそれぞれ3拍目になったらスウッと弓への圧力を弱め、後の音を大事に弾きましょう。そして次の小節の音になめらかにメロディーが続くように心がけてください。[C]の6、7小節目のAの音は音をじゅうぶんに響かせてから弓をすばやく弓元に戻し、次の音もたっぷりと。最後のDの音は弓をチェンジしても気持ちをホールドしてdim.することなく音をキープし、はるか海の彼方にまで「強い思い」を伝えましょう。