「もう少しあなたの子どもでいさせてください…」。明日嫁ぐ娘と母が、秋桜が陽溜まりに揺れる縁側でアルバムを開く小春日和…。山口百恵が歌った「秋桜/コスモス」で、娘と母の世界を感性豊かに描いた、さだまさしの1977年の名曲。メロディーは全編16分音符を基調に書かれています。16分音符4つを単位として、ゆったりとした4拍子のリズムを感じながら歌いましょう。特に12～13小節、20～21小節、35～36小節にみられるシンコペーションは一見乗りにくそうに思えますが、ここでも16分音符4つを1拍として落ち着いてリズムを感じていけば、徐々につかめると思います。