クリスマスというとだんぜんこの曲ですね。4小節の前奏は静かな鐘のようなつもりでSecondoの和音の響きをよく聴いて弾いてください。PrimoがSecondoの6拍の動きに気を配るとアンサンブルがうまくいくでしょう。5小節目から主旋律はPrimoの右手にあります。しばらくPrimoとSecondoは手が交差しますのでPrimoの左手の位置に注意してください。Secondoが大きくなりすぎないように。13～14小節目でSecondoの和音が厚くなります。ここで初めてフォルテです。なにかぱっと広がった感じが演奏に現れるといいです。13小節目。この小節だけはSecondoに主旋律が移ります。Primoは対旋律になるので少しSecondoに主役を譲ってください。そうして15小節目、Primoの左手がメロディーです。左手側を少し大きくするほうがバランスがよいでしょう。