諧謔的な雰囲気を全面にしたアレンジにしてみました。Piano IIの左手は1曲を通じスタッカートで軽やかさを出してください。[B]からPiano IIの左手の上声部にあたる音は、“レミファミ”とハーモニーのGのコードの構成音の周りを巡る装飾を加えて特色を作っています。時にそれが旋律とぶつかり思わぬ雰囲気を出します。[D]のPiano Iは薬味のような走句です。茶摘みのさなか、突如乱入する闖入者、ちょっとドキッとする感じを楽しんでもらえると嬉しいです。そのあと[E]ではポリトナリティー、違った調を同時に進行させ少し調子外れな感じを演出してみました。そんな外れた感じものどかな茶摘みの風景にはどこか似合っていませんか？その後は、またのどかに、そして盛り上がりながら進んでいきます。