※この楽譜は、バンドで演奏しやすいようにアレンジしてあります。
シャッフル・ビートのナンバーだ。必然的に三連符が多くなるのでまずはCDをよく聴きシャッフルのリズムをしっかり理解しよう。[Intro]5小節目のGuitar IIは3弦人差指、2弦薬指、1弦小指でフォームを変えずに半音ずつ上昇していけば良い。[B]2小節目の「tr.」はトリルと読み、ハンマリング・オンとプリング・オフを素早く繰り返すということ。[D]4小節目、Guitar Iの「p.h」はピッキング・ハーモニクスと読み、右手親指の側面を弦に擦り付けるようにピッキングするということだ。倍音が含まれた音が鳴ればOK。ベースの[D]はオクターブ奏法だ。低音弦側を人差指、高音弦側を小指で押さえよう。横移動が多くなるので目標フレットを常に目で追いながら演奏すること。フィンガー・ピッキングの場合は低音弦を人差指、高音弦を中指でピッキングする。ピックを持つ場合は低音弦をダウン、高音弦をアップで弾くのが妥当だろう。キーボードはオーバー・ダビングによりパート数が多いので、2段にアレンジして記譜している。各音色を適宜切り替えながら、鍵盤を2台使ってプレイしてもらいたい。[C]のピアノ、[F][J]のハープシコード、[D]のシンセは省略せずに弾こう。ベルやグロッケンは余裕があったら、右手で弾くといいだろう。ドラムはまずシャッフルのリズムを理解すること。[B]の3連キックはツー・バス(ツイン・ペダル)だ。[C]では4分の3拍子になるので拍を見失わないように注意。斜線のついたスネアは「ゴースト・ノート」と言ってスネアのリバウンドを利用して細かく(軽く)叩くということ。[D]のハイ・ハットは4分で踏むキックと交互に左足でハット・ペダルを踏み込むことによって、オープン&クローズが繰り返される仕組みだ。